4/07/2008

ask me

わたしは小さな子供の頃から唇からあごにかけてに大きな傷がある。それについて毎日鏡を見てても何にも思わないし、聞かれても何とも思わずに理由を答えることができる。でもそれについてひとから聞かれたことはこの十数年なかったような気がする。
いつだかMilesがまじめな顔して話したいことがあるからここに座って、とわたしを目の前に座らせようとした。わたしはなんだか気持ち悪くて「やだよー、ここでいいじゃん」ってキッチンに立ったままでいたらいいから座れと言う。そんで顔のその傷はどうしたんだ?と聞かれた。答えたあとしばらく黙って、その答えはあんまりよくないから今度からスカイダイビングで落ちたことにしろと言う。わたしは笑ってオーケーと答えた。シアトルでもわりとすぐにCaronから同じことを聞かれた。スカイダイビングのことが頭に浮かんだけど、ほんとうのことを答えたら今ならもっときれいに直るわね、って言った。
ただそれだけの話だけど、日本人はあんまりそういうことは聞かないものなのかも。わたしのあごに黙って触れたひとはそれを聞きたいと思っていたのかもしれない。でもほんと、聞かれないとそれがあることも忘れてるくらい、この傷は目とか口がついてるのと同じくらい普通にわたしの顔の一部なんだ。

4 件のコメント:

karin さんのコメント...

アメリカ人は虐待の可能性を疑っていたのかしら? 彼らは 「隣組」 ばりにコドモの傷について聞いたりするから。

わたしもシアトルにいたとき、 隣の家に female couple が住んでて料理教えてもらったりして仲良くしてたのだけど、 ある日うちのコドモの友達が大怪我したのね。 そのときに大人がアタシしかいなくて 隣に 「たすけて!」 って駆け込んだら いつも普通に出入りしているうちの家に一歩も入らずに外から様子聞いて救急箱くれてアドバイスくれた。 そのあと救急隊員が来て手当てしてくれたのだけど コドモに指一本も触れる前にゴム手袋きっちりしてから処置してた。 それを見て 「あぁ、 隣人は血を経由する病気のことであらぬ疑いをかけられないように家に入らなかったんだな」 と思ったよ。 カップルでシアワセそうに暮らしてるんだな、 と思ってたけど やっぱりそういうところは気まわさないとリスクあるんだな、 と。

虐待とはまた違う話だけど コドモと接するのにそこまで考えるのかー、 この国は、 と思った。

その前に流水で血を流してあげたりしてた無防備な日本人 = アタシ

Chimay さんのコメント...

karinさん
あー、そうか、虐待。その線は考えてなかった。日本にいてもそう思われてる可能性はあるってことか。
血を流してるのが大人だったらちょっとは考えるかもしれないけど、子供だったらやっぱり普通に触っちゃうような気がする。でもこっちも気を使わないといけないんだね。
子供といえば、シアトルからハワイに移動したときの臨席の3、4歳児に髪をなでられながら「すてきなセーターだね」って言われたときはびっくりした。

karin さんのコメント...

追記。 Chimay さんの傷は気づいたことなかったけどね! キズでにキズかず。 山田くん!!

その3歳児は3歳にして LEON 読者を超えてるな。

Chimay さんのコメント...

Karinさん
その幼児の髪の触り方がね、またこりゃいいんだわ。やっぱパパが教えるんだろうねー。
ただお菓子でべたべたな手なんだけどね笑